ホワイトニング
- 精密検査とカウンセリング
まず、患者様のお口の状態(虫歯や歯周病の有無、詰め物・被せ物の状態など)を詳しく検査します。
ホワイトニングが可能かどうか、適応症を慎重に判断します。
その後、ホワイトニングについて詳しくご説明し、患者様のご希望や目標の白さについてお伺いします。 - マウスピースの作製
患者様の歯型を採取し、オーダーメイドの専用マウスピースを作製します。
このマウスピースは、歯にぴったりフィットするため、ホワイトニングジェルが均一に歯に作用し、効果を最大限に引き出します。 - ホワイトニングジェルの処方と使用方法の説明
ホワイトニングジェルと作製したマウスピースをお渡しし、ご自宅での正しい使用方法を丁寧にご説明します。
ジェルの量やマウスピースの装着時間、注意事項などを詳しくお伝えします。 - ご自宅でのホワイトニング
ご自宅で、指示された時間(通常は1日2時間程度、または就寝中)マウスピースにジェルを入れて装着します。 - 定期的なチェックと経過観察
数週間後、歯科医院に来院していただき、歯の白さの確認や、お口の状態のチェックを行います。
必要に応じて、ジェルの追加や使用方法の調整を行います。 - ご自身のペースで手軽に行える
- 自然で透明感のある白さ
- 白さが長持ちしやすい
- 後戻りした場合に再ホワイトニングしやすい
- 通院回数が少ない
- 効果が現れるまでに時間がかかる(2週間~1ヶ月程度)
- 毎日継続して行う必要がある
- マウスピースの装着に慣れが必要
- 歯がしみる(知覚過敏)ことがある
- 精密検査と診断
変色した歯の状態を詳しく検査し、変色の原因を特定します。
レントゲン撮影などを行い、歯の根の状態や、過去の根管治療の有無などを確認します。 - 根管内の清掃・処置
歯の裏側に小さな穴を開け、過去の根管治療の詰め物などを除去し、歯の内部(根管内)をきれいに清掃します。 - ホワイトニング剤の注入
歯の内部に専用のホワイトニング剤を注入し、セメントで仮蓋をします。 - 放置期間
ホワイトニング剤を注入した状態で数日間放置します(通常は1週間程度)。この間にホワイトニング剤が歯の内部で作用し、歯が徐々に白くなっていきます。 - ホワイトニング剤の交換・確認
1週間後に来院していただき、歯の色の変化を確認します。
希望の白さになるまで、数回にわたってホワイトニング剤を交換することがあります。 - 最終的な封鎖
希望の白さになったら、歯の内部のホワイトニング剤を除去し、専用の詰め物で穴をしっかりと封鎖します。 - 一本だけ変色した歯を白くできる
- 歯を削る量が少ない、または削らずに済む
- 見た目を自然な状態に戻せる
- 歯がしみる(知覚過敏)ことがある
- 効果に個人差がある
- 希望の白さになるまで回数がかかる場合がある
- 稀に歯が脆くなるリスクがある
- 精密検査とカウンセリング
まず、歯茎の黒ずみの原因を特定し、歯周病などの問題がないか確認します。治療が可能かどうか、適応症を慎重に判断します。 - 表面麻酔
治療部位に表面麻酔を塗布し、痛みを最小限に抑えます。
- レーザーまたは薬剤によるメラニン除去
レーザー使用の場合
歯科用レーザーを歯茎の黒ずんだ部分に照射し、メラニン色素を蒸散させます。
出血や痛みが少なく、治りが早いのが特徴です。
薬剤使用の場合
フェノール・アルコールなどの薬剤を塗布し、黒ずんだ部分を剥がれやすくします。 - 治癒期間
治療後、数日〜1週間程度で新しい健康な歯茎が再生され、ピンク色に戻ります。
治療中は、刺激の強い食べ物を避け、優しく歯磨きを行うなど、注意が必要です。 - 健康的なピンク色の歯茎になる
- 笑顔の印象が格段にアップする
- 短期間で効果を実感しやすい
- 歯を削る必要がない
- 治療後に一時的なヒリヒリ感や痛みがある
- 個人差により数回治療が必要な場合がある
- 稀に色が後戻りすることがある

「コーヒーや紅茶で歯が黄ばんできた…」
「口元に自信がなくて、人前で思いっきり笑えない…」
「結婚式を控えているから、白い歯にしたい!」
歯の黄ばみや変色は、日々の生活習慣や加齢によって誰にでも起こりうるものです。
しかし、歯の色は、人の印象を大きく左右する重要な要素。
「もっと白い歯だったら…」とお悩みの方は少なくないのではないでしょうか。
コーナス歯科クリニックでは、患者様のこのようなお悩みを解消し、健康的で輝くような白い歯と自信あふれる笑顔を取り戻すためのホワイトニング治療を提供しています。
当院では、患者様一人ひとりの歯の状態やライフスタイルに合わせて、最適なホワイトニング方法をご提案します。
安全性を第一に考え、効果的で持続性の高いホワイトニングを目指します。
ホームホワイトニング:ご自宅でじっくり、自然な白さへ

ホームホワイトニングは、歯科医院で作成した専用のマウスピースとホワイトニングジェルを使って、ご自宅でご自身のペースで歯を白くしていく方法です。
ホームホワイトニングのプロセス
ホームホワイトニングのメリット・デメリット
ホームホワイトニングは、忙しい方や、じっくりと自然な白さを目指したい方におすすめです。
【メリット】
【デメリット】
2. ブリーチング(ウォーキングブリーチ):神経のない歯の変色に

通常、ホワイトニングは歯全体を白くする処置ですが、一本だけ色が黒っぽく変色してしまった歯(特に前歯)には、通常のホワイトニングでは効果が期待できません。
これは、虫歯や外傷などで歯の神経が死んでしまい、歯の内部が変色してしまった場合に起こります。
このような神経のない歯には、ブリーチング(ウォーキングブリーチ)という特殊なホワイトニングを行います。
ブリーチングのプロセス
ブリーチングのメリット・デメリット
【メリット】
【デメリット】
3. ガムブリーチング(歯茎のピーリング):健康的なピンク色の歯茎へ

「歯は白いのに、歯茎の色が黒っぽくて気になる…」
「笑顔になった時に歯茎の色が目立つ…」
歯茎の色が黒ずんでしまう原因は、メラニン色素の沈着や、タバコのヤニなどが考えられます。
健康的な歯茎は、薄いピンク色をしています。
歯がどんなに白くても、歯茎の色が黒っぽいと、口元全体の印象が損なわれてしまいます。
ガムブリーチング(歯茎のピーリング)は、この黒ずんだ歯茎を、レーザーや薬剤を使って健康的なピンク色に戻す治療法です。
ガムブリーチングのプロセス
ガムブリーチングのメリット・デメリット
【メリット】
【デメリット】
ホワイトニングを受ける前に知っておきたいこと
ホワイトニングは、歯の見た目を美しくする効果的な治療ですが、いくつか注意点があります。
虫歯や歯周病の治療を優先します
ホワイトニングは、健康な歯に行うのが原則です。
虫歯がある場合や歯周病が進行している場合は、ホワイトニング剤がしみたり、症状が悪化したりする可能性があります。
そのため、ホワイトニングの前に、虫歯や歯周病の治療を優先して行います。
知覚過敏が起こることがあります
ホワイトニング中に、一時的に歯がしみたり(知覚過敏)、歯ぐきがピリピリしたりすることがあります。
これは、ホワイトニング剤が歯の内部に浸透する際に起こる一時的な症状で、通常は治療を中断したり、使用量を調整したりすることで治まります。
当院では、知覚過敏を抑えるための処置や薬剤もご用意していますのでご安心ください。
詰め物・被せ物は白くなりません
ホワイトニング剤は、天然の歯にのみ作用します。
すでに詰め物や被せ物がある場合、それらの色は白くならないため、歯との色の差が生じることがあります。
その場合は、ホワイトニング後に歯の色に合わせて詰め物や被せ物をやり直すことをご提案することもあります。
効果には個人差があります
ホワイトニングの効果には個人差があります。
歯の質や元々の色、生活習慣によって、期待できる白さや期間は異なります。
当院では、カウンセリング時に患者様のお口の状態を拝見し、可能な限りの予測をお伝えいたします。
白さは永久ではありません(後戻り)
ホワイトニングによって白くなった歯も、時間の経過や日々の食生活(着色しやすい飲食物の摂取など)によって、徐々に色が戻ってしまうことがあります。これを「後戻り」と呼びます。
白さを維持するためには、定期的なメンテナンスや、ホームホワイトニングによる「タッチアップ」が必要です。