入れ歯治療

「昔作った入れ歯が合わなくて、痛くて食事が楽しめない…」
「入れ歯がずれて、人前で話すのが恥ずかしい…」
「歯を失ってしまったけど、どんな治療法があるのか知りたい…」
歯を失ってしまった時、その後の生活に不安を感じる方は少なくありません。
特に、入れ歯は「痛い」「噛めない」「外れる」といったネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現代の入れ歯治療は日々進化しており、患者様一人ひとりの口腔内の状態やライフスタイルに合わせて、「しっかり噛める」「見た目が自然で美しい」「快適に装着できる」入れ歯を作製することが可能です。
コーナス歯科クリニックでは、患者様が再び笑顔で食事や会話を楽しめるよう、保険適用の入れ歯から、より快適で審美性の高い自費の入れ歯まで、幅広い選択肢をご用意しています。
コーナス歯科クリニックの入れ歯治療へのこだわり
当院では、単に入れ歯を作るだけでなく、患者様が入れ歯を通して快適な生活を送れるよう、以下の点にこだわりを持って治療に取り組んでいます。
1. 「保険治療でも丁寧に」:全ての患者様に最適な入れ歯を

「保険の入れ歯は安かろう悪かろう」と思っていませんか?
確かに、保険適用の入れ歯には素材や作製方法に制限があるため、自費の入れ歯に比べて限界があるのは事実です。
しかし、コーナス歯科クリニックでは、保険診療の入れ歯であっても、妥協することなく、丁寧な型取り、精密な噛み合わせの調整、そして患者様との綿密なコミュニケーションを通じて、できる限り快適で機能的な入れ歯の作製に努めています。
「保険だから適当に作られるのでは?」といったご心配は一切不要です。
一人ひとりの患者様のお口の状態を細かく診査し、豊富な経験と技術を活かして、丁寧に作製いたします。
2. 「作って終わりではない」:安心の充実したアフターフォロー

入れ歯は、作ったら終わりではありません。
患者様の口腔内は日々変化しますし、入れ歯自体も長年の使用で摩耗したり、劣化したりすることがあります。
入れ歯は、患者様の「第二の歯」となる大切なものです。
作製後も安心して頼っていただけるよう、アフターフォローを非常に重視しています。
定期的なメンテナンス
入れ歯を長く快適にお使いいただくために、定期的な検診とメンテナンスが不可欠です。
入れ歯の適合状態のチェック、噛み合わせの調整、清掃状態の確認、粘膜の状態のチェックなどを行います。
修理・調整
「入れ歯が壊れた」「痛いところができた」「合わなくなってきた」といったトラブルが生じた場合でも、迅速に対応し、修理や調整を行います。患者様が我慢することなく、いつでも快適に使えるようサポートいたします。
口腔内の健康維持
入れ歯をお使いの方も、残っているご自身の歯や歯ぐきの健康維持が重要です。
定期検診では、虫歯や歯周病のチェックも同時に行い、お口全体の健康をサポートします。
3. 精密な診断と綿密な治療計画

患者様一人ひとりの口腔内の状態は千差万別です。
失った歯の本数や位置、残っている歯の状態、顎の骨の量、歯ぐきの状態、噛み合わせ、そして患者様の全身状態などを総合的に判断し、最適な入れ歯を提案します。
必要に応じて、レントゲン撮影や口腔内スキャンを行い、精密なデータを取得します。
これにより、患者様に最適な入れ歯を作製するための土台を築きます。
コーナス歯科クリニックで対応可能な入れ歯の種類
当院では、患者様のご希望や口腔内の状態、費用に応じて、様々な種類の入れ歯をご提案しています。
それぞれの入れ歯には、異なる特徴とメリット・デメリットがあります。
1. レジン床義歯(保険適用義歯):最も一般的な入れ歯

レジン床義歯は、入れ歯の床(歯ぐきに当たる部分)がピンク色のレジン(プラスチック)でできており、保険適用で作製できる最も一般的な入れ歯です。
当院では、保険診療でも丁寧な作製を心がけ、患者様ができるだけ快適にお使いいただけるよう工夫を凝らしています。
メリット
保険適用のため、費用を抑えられる。
ほとんどの症例に対応可能で、幅広い患者様に適応できる。
修理が比較的容易。
デメリット
床が厚くなりやすく、異物感を感じやすいことがある。
熱が伝わりにくく、食べ物の温度を感じにくいことがある。
レジンの性質上、強度を保つためにある程度の厚みが必要となる。
金属のバネが見えることがあり、審美性に劣る場合がある。
2. アタッチメント義歯(保険適用):残った歯に磁石や連結装置で固定

アタッチメント義歯は、残っている歯の根やインプラント、または歯の被せ物に「アタッチメント」と呼ばれる特殊な連結装置を取り付け、入れ歯を安定させる方法です。
当院では、保険適用のアタッチメントにも対応しています。
アタッチメント義歯は、残っている歯を有効活用し、入れ歯の安定感を高めたい方におすすめです。
メリット
入れ歯が安定し、外れにくい。
噛む力が向上する。
バネが見えにくく、審美性が向上する。
残った歯への負担を軽減できる場合がある。
保険適用のアタッチメントも選択肢がある。
デメリット
アタッチメントを取り付けるための残った歯の治療が必要な場合がある。
費用は保険適用内でも、通常のレジン床義歯より高くなる場合がある。
アタッチメント部分の清掃が重要になる。
3. 金属床義歯(自費診療):薄くて丈夫、快適な装着感

金属床義歯は、入れ歯の床の部分を金属(コバルトクロム、チタンなど)で作製した入れ歯です。
レジン床義歯に比べて非常に薄く作ることができ、強度も高いため、快適な装着感と優れた機能性を実現します。
費用はかかっても、できるだけ快適で違和感の少ない入れ歯を求める方におすすめです。
特にチタンは、生体親和性が高く、金属アレルギーのリスクも低い素材です。
メリット
薄くて丈夫なので、異物感が少なく、快適な装着感。
熱が伝わりやすく、食べ物の温度を感じやすい。
強度が高く、耐久性に優れる。
発音がしやすくなる場合がある。
残った歯にかかる負担を軽減できる。
デメリット
自費診療のため、費用が高額になる。
金属アレルギーがある場合は使用できない場合がある。
修理が難しい場合がある。
4. ノンクラスプデンチャー(自費診療):金属バネなし、見た目も自然

ノンクラスプデンチャーは、従来の入れ歯のような金属のバネ(クラスプ)を使用せず、歯ぐきの色に近いプラスチック素材で入れ歯を固定するタイプです。
人前で口元を気にせず笑いたい、見た目を重視したいという方に人気の入れ歯です。
メリット
金属のバネが見えないため、見た目が非常に自然で美しい。
薄く、軽く作製できるため、装着感が良い。
金属アレルギーの心配がない。
残っている歯への負担が少ない。
デメリット
自費診療のため、費用が高額になる。
素材の特性上、修理が難しい場合がある。
耐久性が金属床義歯に劣る場合がある。
5. インプラント義歯(自費診療):安定感抜群、限りなく自分の歯に

インプラント義歯(インプラントオーバーデンチャー)は、数本(通常2~4本)のインプラントを顎の骨に埋め込み、そのインプラントに入れ歯を磁石やバーで固定する方法です。入れ歯とインプラントのメリットを組み合わせた治療法です。
「入れ歯の安定感が欲しいけれど、全ての歯をインプラントにするのは抵抗がある」「総入れ歯で悩んでいる」という方に、インプラント義歯は非常に有効な選択肢となります。
メリット
圧倒的な安定感と、インプラントを埋め込むことで骨の吸収を抑制できる。
入れ歯が外れず、強く噛めるようになる。
異物感が少なく、快適な装着感。
必要最小限のインプラントで済むため、総インプラントよりも費用を抑えられる場合がある。
デメリット
外科手術が必要となる。
自費診療のため、費用が高額になる。
インプラントの埋入本数によって費用が変動する。
インプラント部分のメンテナンスが重要になる。